2007年3月4日日曜日

個展 - その2

開催中、毎日小さい機で小さいスカーフを沢山織りました。
特別なオープニング・パーティーはしなかったのですが、3日目の1月31日のウィーバーの集まりには炎天下35人ほど見えました。もちろん現物も触っていただいたのですが、作品にいたるまでのサンプルを12枚持っていった所、皆さんデザインの変化に興味を持たれたようでした。
子供の歌作家Kath Beeさんが毎週木曜日にランチタイム・コンサートを開いてくださいました。
画家でギャラリー・マネージャーのロイド・ハ-ウッド氏、もう「次回」の話をされているのですが、早くても来年半ばにしてください。

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個展 - その1

「日本語でブログを書くのはとても時間が掛かるから後回し。」と言いがかりをつけてサボっていたら、半年の時間が過ぎ、展覧会も終わってしまいました。私が手織りを始めたのはNZに来てからですので、日本語で手織りの人生を生きていないため、日本語で手織りを語るのは時間が掛かるのは確かです。が、事実は英語にしろ日本語にしろ同時多発・進行で雑居する抽象的なアイディアを読んでいただける形に変えるのは時によっては面倒くさく、加えて頭の中のもやもやを言葉に翻訳してしまうと、そのもやもやが具体化され、定着してしまい、アイディアとしてつまらないものになってしまう時もあります。もちろん、反対にもやもやが、「解決しうる段階の集合」(これでも正しい日本語の範囲内でしょうか?)に昇格する場合もあります。

いずれにせよ、私の小さな個展をご紹介します。「切れ端」英語版にはぐちゃぐちゃ、だらだらと準備段階から終わったあとの感想まで記録しましたので、ウェブの英語版の目次経由で写真だけでもご覧ください。
準備初日、西日が強いのでスクリーンを取り付けました。見えた方に休んでいただけるようにレンタルのいすも2台入れました。
最後のショールが取り付けられると、達成感が一度に感じられました。
入り口。歩道にチョークで、"Weaver -->"と書くのはちょっと恥ずかしかったのですが、三週間色や言葉を変え、ほぼ毎日書きました。
作品総数7点の小さな個展です。

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