2016年7月9日土曜日

8枚綜絖で遊んでいます

以前使ったドラフトを元に8枚綜絖のドラフトを作ったのですが、今かかっている経糸からは4枚織れるので、柄も少し研究してみました。通しは7枚づつの山型(7-end pointed threading)で、これが基本のリピートです。
踏み方・持ち上げ方をそのまま繰り返していくとこうなります。
踏み方・持ち上げ方をひとつづつずらしていくとこんな感じに、ちょっと「色」に変化が出ます。
踏み方・持ち上げ方を上下対象にすると雰囲気もだいぶ変わります。
この他、基本をA、その逆さまをA'とすると、A-A-A'-A'、A-A-A-A'など少しづつ変化のあるシリーズができます。

いずれ縦緯をひっくり返してこんなのも幅広のものに良いかなあと思います。

2016年3月25日金曜日

4枚綜絖で遊んでいます

帰ってきてすぐにイタリア製のカシミア・絹・メリノの経糸を掛けました。
4枚綜絖のドラフトを踏み方を変えて何種類かを作り、オレンジの経糸が鮮やかで目立つので通し方はピンクっぽいベージュの方を多少複雑に通しました。
サンプルは横糸に26番双糸、20番双糸、絹・カシミア、それにブークレまで含めて我儘に踏み方を変え、「結構行ける!」と思ったのですが。。。
一枚目、ドラフトは一番上、踏み方は一巡づつ、色は原則的に緑の濃a淡a淡c濃dとし、所々黄とピンクを入れる、としたらとてもつまらなくなってしまいました。数か所違う踏み方だのオレンジだの入れたのですが、後の祭り。気分が乗らない。
でももっと気に入るものを織るにはこれを終わらなければいけないので、どっこいしょ。機から降ろしたら私としては珍しく楚々としたものになりました。ちょっとおすまししすぎているかな。
二枚目は下から三番目の踏み方で、サンプルしなかった水色を何色か含めて26番双糸で、巾まちまちのストライプです。余り楚々としないようにピンクの部分を太くしていますし、違った踏み方も混ぜるつもりです。
三枚目は今のところ20番双糸で、下から五番目の踏み方にするつもりです。

二つ目から八つ目までの踏み方は単純な往復、(1‐2‐3‐4‐3‐2‐1など、通し方と同じくpointedと呼ばれる)、踏む回数を変えただけでベージュの部分での表情が変わるのでこれもいつか使えそうだと思っています。

2016年3月14日月曜日

母のサンプル

母が展覧会に出展していたサンプルの一つにちょっと気に入ったものがありました。このままでは真似っ子なのでどう変えましょう。

2016年3月9日水曜日

8枚綜絖 ドラフト再び

明日「くに」に帰ります。日本にいる間二本経糸を作り、ドラフトも作りました。8枚綜絖です。母の展覧会については少しづつ英語版に書いています
こちらはフィボナッチで、確か青・緑・黄・緑・青・緑・黄にしたように思います。

2016年2月13日土曜日

母の展覧会

85才の母が初めて織の展覧会をします。たった3日間の短い展覧会ですが、鎌倉近辺にお越しの際は是非お立ち寄りください。