Tuesday, February 26, 2008

贈り物

ようやく秋口に入り、なんとなく日差しが優しくなってきました。朝晩は海風山風ががすごいのですが、それでも玄関などを開けておくと時々誰から贈り物を置いて行ってくれます。

今朝は小さな枝が舞い込んできたと思って拾ったら、誰かさんの翼でした。

エクアドルの手仕事

先日野外コンサートに行った時、入口にたどり着くまでの30分、少し前に並んでおられた方のショールに見とれていました。

ボディーは鮮やかな青い赤の、細いけど差ほど柔らかくなさそうなウールの杉綾でしたが、裾(??)が化繊のコードで素晴らしい模様に細工されていました。入場してから早速写真を撮らせていただいたところ、確かエクアドルのものだと思うと教えてくださいました。うっとり。

Friday, February 8, 2008

シリーズ:黄色

のんびり糸を通した後、通し間違えを直して、昨日の午後やっとサンプル織が終わりました。経糸だけで見ているとターメリックの黄色なんですが、緯糸と混ぜると華やかさが残る程度の、(手前味噌ですが)、いい感じに仕上がりました。

色と光沢のコンビが気に入って、この経糸で展覧会用に三枚織ったら、全く同じ経糸を整経して、今のに繋いで後四枚織ろうかなんて考えています。普段は飽きてしまうので絶対こんなことしないのですが。

そうこう言っている間に展覧会の招待状が来てしまいました。別件でギャラリーに電話をしたら「いずれにせよ、月曜日の午後に持ってくるんでしょ?」と確認、やっぱり期限ぎりぎりで知られてきたのかしら。それにしてもサニー・ネルソンのクラフト展、もう少し明るい感じの招待状にできなかったのかしら。

Monday, February 4, 2008

そして、フィレンツェ

去年9月のリファインで売れた「パゥワ」と先週Redで売れたカシミアと、これまで2枚私が織ったものがスコットランドに行ったのは聞いていたのですが、知人で画家のKathy Reillyが先日手紙をくれて、何と私の織ったカシミアのスカーフが年末年始をフィレンツェで過したと知らせてくれました。

嬉しいやら、スカーフが羨ましいやら、次回は私を連れてって!!

まだまだ...

翌20日はMeggとブランチを食べに行きました。私は展覧会が沢山詰まってしまい、Meggは転職・引越しを考えてるため、二人の展覧会の計画は延期したのですが、会うだけで楽しいのと二人とも中年なので、毎週月曜日に一緒にビーチを散歩することにしました。それで二週間雨の中いったのですが、今日は私が例の黄色い経糸を計っていたので断ってしまって、ちょっと悪いことしたかなぁ。

でも色のこと、形のこと、アートvsクラフトについて話しながら相当速いペースで散歩するのは、体にも頭にも刺激があってとても決行です!

パンジー殺人

Marlboroughの面々は難しいことばかりしているわけではないんです。年末の私の行けなかったミーティングでは「パンジー殺人」をしたってローズが言うんです。

よく聞いてみると、生演奏のハープに合わせて、布の間に色とりどりのパンジーの花を挟み、上から鉄鎚でガンガン叩いたそうです。パンジーを使って染ができるかという実験だったそうですが、参加者誰一人染めの部分は覚えていなくて、皆さんやたら叩く部分を楽しまれたとか。

まあ、あの連中ならこんな楽しみ方考えるの朝飯前でしょうが...

それから...

脳みそストで困っているプロジェクト、まだまだあります。

1月19日は今年最初の集まりでMarlboroughまで炎天下の中行って参りました。私の属しているのはNew Zealand Spinning, Weaving & Woolcraft Society(通称Creative Fibre、イギリス式の綴りです、)の支部のMaroblrough Creative Fibreというギルドの中のMarlborough Weaversというグループなんですが、どうしてNelsonの組織に入らなかったかというと、Marlboroughの面々とは付き合いが永いのと、NelsonよりMarlboroughの方が織に関して積極的に勉強会を主催したり、新しい組織に挑戦したりと、刺激になる活動をしているからです。(その分宿題も多いのですが。)

それで月一のミーティングの10回分のメニューと責任者を決めた後、会合とは別に各自で作るWeaversのプロジェクトを決め、更にMarlborough Creative Fibre の今年のチャレンジについて聞いてきました。

Weaversのプロジェクトは実際に使える絵葉書を手織りやその他の材料を使って作ることです。実際お友達からそのような絵葉書を貰ったローズが見本を持って来てくれたのがきっかけで、これはみんなとても楽しみに早速いろいろ意見を出し合ったり、密かに自分の計画を立てたりしました。最終的には紙にいろいろな物を貼るということになりそうですが、でもできてからのお楽しみ!

ギルドのチャレンジなんですが、今流行らしいAltered Bookというプロジェクトで、厚い紙でできている子供の絵本を土台に、いろいろな物を張ったり、形をくり貫いたり、色を塗ったり文字を加えたりして、全く違う本を創るというものです。見本にローズが作りかけの本を持ってきて見せてくれたのですが、元の絵を部分的に上手に使いながら、何と子供のパズルの絵本がWeaversの去年の創作活動の記録になっていて、双六みたいなページは全員の顔写真まで付いていました。

ニュージーランドの人はこういう創作は全くお得意で、皆さん奇想天外なことをしてくれるんですが、私はもう少し規則が決まっていて、オリジナリティーの要求される範囲が狭いと何とかなるのですが、「既存の本を土台に、全く違うものを」と、いかようにでも解釈できる課題は本当に困ってしまいます。

先週たまたま本屋さんで季節はずれの子供の本の安売りを見つけ、これを買ってきました。ヒント:この本の形、鞄に似ていませんか?

えーと...

脳みそスランプは珍しいことではないのですが、熱波も手伝って、これほど持続して織に興味が出ず、脳の皺がなくなってしまったような状態が続くのは初めてかもしれません。でも、来週の月曜日に「六点程度」出展しなくてはいけないので、今日は老体に鞭打って作業をしました。

私は通常、最初に頭の中に次に作るものが見えてきて、それを順々に解体して糸だの織柄だのを決めて行くのですが、ここ暫く雑誌を見ても何も浮かばず、織の本もだめ、糸を見てもだめ、服地が面白いゆえにとってある服を見ても全く何も見えてこないので、時間切れになってはと思い、理詰めの作戦に出ました。

今年の夏は熱波が続き、又、展覧会の開かれる2月は一番暑い頃なので、綿。

本来なら2/60で織りたいところですが、時間が無いので2/20。これは前回30EPIで織りました。会場は広く、天井が高く、暗いので、作品はスポットライト攻めになること確実、だから、いつもならこの材料で6インチ幅のスカーフを織るところ、少し離れていても見えるように8インチ幅。経糸に艶のある黄を使えば織柄が光って見えるでしょう。

糸通しは簡単に、いつもあまり使わないポイント。

16枚を30EPIでポイントで通すと、8インチ幅を織るには経糸は241本、柄は8リピート。両側にフローティングを2本づつ足して245本、ただし後でフローティングは緯糸と共にしてもよし。8メートルもあれば3・4本取れるでしょう。

というわけで、とりあえず経糸だけ計ってしまいました。これからコンピューターであれこれ柄を考えるか、もしかしたらさっさと機を準備してデザインは明日にするかも知れません。

やれやれ。