Friday, November 30, 2007

今週の成果

日本で手織りされていると「60EPIなんて甘い!」なんて思われるかもしれませんが、慣れていないと良く見えなくって、疲れてしまいます。 リビングでは先日の2/60の綿で60EPI, 1/3・3/1の絢のストライプ、緯糸もおそろいでとてもゆるく織っています。

下のスタジオでは2/20の綿で30EPI、1インチ6目の筬でやはり絢を48PPIで織っています。上も下も幅約6インチ、長さ150cm+α。

いつもと違って、ともかく織るのに時間がかかり、長い間座っていると目が疲れて、上のはここ三日で88cm、下のは今朝60センチ織って一枚目が終わり、午後もう一枚と願いつつ、70cmで限界。このままだとマーケット、寂しくなるなあと焦りつつ、でも、織った手触りは気に入っており、早く洗ってみたいです。

Tuesday, November 27, 2007

たそがれマーケット

今年の個展で痛切に感じたのは、機で織るのは私の仕事の中で一番気楽な部分だということです。

以前申し上げたように、夏のたそがれマーケットに二度ほど参加することに決めたのですが、各自3m*3mの縄張りに青(紺?)のテントが乗ることになりました。先週Arts Marketingに寄った時、たまたま色違いが揚がっていたので、椅子など並べてみたのですが、縄張りは想像していたより広かったのでほっとしました。

テントの下はすべて各自持ち込むということですが、私の場合テーブル(まだ無い)、椅子(ある)、おつり、鏡などなどの他にパッケージングも必要だそうで、研究中。頭痛めるほど数は要らないのですが。

やれやれ、気休めに下の機に糸を通してきます。

Sunday, November 25, 2007

織の用語

大学で勉強した言語学もそうでしたが、私は日本では織をしたことが無いので、織の日本語はほとんど知りません。どうしても日本語が必要な時は十年前まぐれで見つけた京都・織成館で、職員の方に薦められた小名木陽一氏編の「現代の織物」にお縋りするのみです。私より5年早く織を始めた母と話をしていると、母は日本語、私は英語で、第三者が聞いていたらそれこそおかしな会話に聞こえると思います。

でも英語でもいろいろあるんです。ご存知かと思いますが、まず、イギリス・スコットランド・アイルランドとアメリカでは用語が違う、アメリカのものでも古いものと新しいものでも表現が違う、寸法もイギリスの古いものとアメリカのものはインチ・ヤードの英国国定法(辞書にそう出ていました、Imperialというのですが、)英連邦の新しいもの、スカンジナビア、オランダのものはメトリック。

ニュージーランドは従来は英国の植民地で、加えてオランダ殻の移民も多いので、以前は英連邦、オランダの本や先生方が沢山入り込んでいたのですが、インターネットのお陰でしょうか、90年代半ばからは北米の情報とともにやっと北米の先生方が招かれるようになりました。

また、ここでかなり長い間織をしておられる方々とでも、原則としてHandwovenやWeaver'sで使われるほぼ米語の用語・表現で会話ができます。ただ、共通して幅はImperial、長さはメトリックで表現することが多いです。お隣オーストラリアでも同じような状況だと聞いています。

ドラフトも各々のコンピューターのプログラムだけでなく、WIFが交換できるようになって言葉が通じなくてもかなり気楽に世界の方々と織の会話ができるようになってきていますよね。北米から出てくるEリストやフォーラムも私が豆に読んでいた90年代中ごろは圧倒的に北米の女性の貢献が多かったのですが、この頃はもっと世界が広がったように聞いています。

私は小学校から高校1年の1学期まで日本の学校に行っていたので、厳密に言うと帰国子女では無く、赤い靴履いて(浜っ子ですから)出て行ったおばさんなんですが、不自然な日本語を読み返すたびに、小三の時の森先生を思い出しては机の下に隠れたいくらい恥ずかしい思いをしています。今後もよろしく。

現実

何十年かかるか分からない計画はさておき、今は先日の綿で仕事をしています。1/60の綿4色の経糸なんですが、密度を割り出すにも、糸を1インチの幅に巻くのにド近眼+老眼でほとんど手元が見えず、さらに巻いた糸も何度か数えたらその都度多少違う数字が出てしまいました。大体60-90EPI(40-60/10cm)くらいかなと感で、安易な60DPIで292本整経、電球の真下でサンプル織をしたのですが、やっぱりよく見えず、スキップばかりです。また、織りながら経糸を2本切ってしまったのですが、音も出さず緩みもせず、とてもお上品な難しいプロジェクトです。

6DPIの筬に10本づつ経糸を入れたのですが、ぜんぜん足りないようでご覧のようにストライプが!すぐに密度を直して3-4本幅広のネクタイのようなスカーフが取れても仕方が無いので、2-3本ストライプのスカーフを織ってから密度直しに再挑戦することにしました。1本目は色違いの2/60で1/3と3/1の絢の縞、スカーフの幅は機の上で5インチ弱です。

ただ、経緯2/60でのんびりゆっくり織っているとTwilight Marketに間に合わないので、2/20を数コーン買い足してこちらは下の大きな旗でさっさと織らないといけません。

Saturday, November 24, 2007

Carter Smithの絞り・織と染めの関係

昨日レッドで少し前のOrnament誌(Vol 30 No 3)を読んでいて、今年はじめに米国マサチューセッツ州で開かれたCarter Smithという作家の絞りの展覧会の写真にしばし見とれていました。染めは見るのは大好きですが、今まで経糸のペイントを含めて私自身ほとんど手をつけていません。

染め以外にもスクリーン・プリント、テキスタイル・ペイント、ビーズ刺繍、刺繍、ジュエリー、帽子、お裁縫といろいろ興味を持って、いくつか初歩的な手法を習ってきたのですが、習うたびに「極めるならこれ、あるいは織」という全くall or nothingの姿勢で織を選んできました。ところがこの頃、こういった手法を取り入れて、手織りをもっとよく見せたいという欲が出てきたのです。

故意に視点を変えてきたのか、自然にそうなったのか、自分でも良く分かりませんが、いつの頃からか徐々に自分の手織りを使って、その上に何かを載せたいと思うようになりました。ただ、手織りの布はあくまでも材料で、いつもその上に載せるビーズ、刺繍、絵具が主体になるような計画ばかり立てていました。

5月のエキスポではとても暇だったので、大きな単純な織柄の上に流動的な、ビーズを含めた刺繍がしたいと、頭の中でいろいろデザインし始めたのを覚えています。この辺から欲が出てきて、織柄が単純でなくてもいいではないか、surface design、(表面、つまり色を含めた、上に載るもの)の模様が必ずしも主役ではなくてもいいはずだと考え、織柄と表面が共存するようなデザインを考え始めました。

そして昨日、異例に早い熱波でボーっと絞りの写真を眺めながら、Smith氏の絞りはすばらしいけど、私が作りたいものはるものはsurfaceとその下のものが共存以上に、お互いを引き立てなければいけないと感じました。次第に頭の中で焦点の合わないスライドが映し出され、実際にこのようなものを作るのはどんな手法でどんな順番がいいのか迷いながら、同時にその戸惑いを楽しみながら、しばしこのスライドショーを観客のように「拝見」しました。今朝落ち着いて考えてみると、昔の着物は織、染め、刺繍を巧みに重ねて何層にも面白みのある布で、改めて日本の布は豪い!!と思います。

さて、考え方・視点は思いがけなく簡単にここまでたどり着いたのですが、実際にこのセオリーに基づいて何かを作るとなると、小学校の家庭科の絞りやろうけつを思い出しながら、かなり一生懸命染めもお勉強しなくてはいけません。あぁぁぁぁ、何で19のときに友達に誘われるがまま織を始めなかったのだろうと後悔しています。こんな面倒くさい事、2・30年では到底習得できっこないのに。。。

Smith氏のサイトで、先の展覧会からの写真はここです。

PS. このポストを英語で書いていて思いました。西洋の方から見たら、絞りやろうけつを図工・美術ではなく家庭科で習ったというのは変に見えるかしらと。今でも日本では小学校の家庭科で染を習えるのでしょうか?

Wednesday, November 21, 2007

Handweaving.net

いつも使わせていただいているばかりなので、初めてHandweaving.net にドラフトを載せました。61268番です。載せてみて、「あぁぁぁ、こんなのたいして面白くないなぁ。」と思ったのですが、しばらくそのままにしておきましょう。

上のスクリーンプリントは色も焦点も今一ですから、是非、お茶でも入れてお煎餅でも食べながら、Handweaving.netを直接お訪ねください。

ドラフト61262番はBonnie Inouyeによるピンクのリボンです。西洋では乳癌の予防キャンペーンにこの縦位置、縦長のピンクリボンがよく使われます。日本ではいかがですか?

Friday, November 16, 2007

いつもの癖

7月に先輩に、フリンジは2本撚ってアイロンをかけると平たくなってしまうけれど3本よるときれいに立体的になると指摘され、それまでは手で撚っていたのですが、早速クリップ3本のトゥィスターを買いました。買った直後はきちんと3本撚っていたのですが、先週あわてて織った2枚の1枚目は何も考えもせずいつもの癖で2本撚り。解くのが面倒臭かったので、これはそのまま、2枚目はきちんと3本にしました。英語で「年老いた犬には新しい芸は教えられない」(You can't teach an old dog new tricks.) とよく言いますが、戌年の私、まだ習いたい芸は沢山あります。

ところでこのテーブル、大先輩スーのものですが、なんていうことは無い、テーブルの上に格子模様のリノリウムが載せてあるだけなのですが、とても便利。

Thursday, November 15, 2007

M's & O's

今年の初めに入ったMarlborough Weaversでは毎年課題があり、1月の集まりで、今年はM's &O'sだと聞いていました。一年かけて何かこの組織で織り、1年の最後の集まりに持ってくるようにとの事。それって今度の月曜日なんです。

今年一年暇をみつけては、これについて読んでいたのですが、どうしてもよく分からないんです。糸の通し方は問題ないのですが、Blockがどうも腑に落ちない。一時に一部に平織り、一部にコードが出来上がっていくというのがとても複雑な気がして、どうしてもこれを土台に独自のデザインを作るところまで行かないんです。

本は7・8冊、M's & O'sの解説を読むだけではなく、手当たり次第ドラフトを見てみたり、M's & O'sで織ったサンプルを借りてきたり、努力はしたのですがどうしてもtreadlingが不可解で、昨日はさすがにグラフ用紙とペンと鋏と糊で格闘しました。いつも最後にたどり着くMarguerite Davisonのパターンの本に何種類か綺麗なドラフトがあったので、今日もそれをボーっと眺めているのですが、Davisonのドラフトはただ平織りとコードのブロックをあわせたものだけでなく、平織りのtreadingも使い、4枚6本でもっと複雑な組織にしているところが気に入りました。

さて、問題は月曜日、選択肢は4つあると思います。

1)通常の4枚のM's & O'sを使い、柄の幅を変えて織柄のチェックのようなものを作る。
2)16枚使って、主に平織りまたはコードで、クリスマスツリーのような、単純な形を8ブロックで作る。
3)本に出ているドラフトを元に何か織る。
4)M's & O'sは忘れて、ケーキを焼いて持っていく。

そういえば以前2回ほど本からそのままのドラフトを使って織ったことがあるのですが、2回ともDavisonのundulating twillsでした。ご縁のある本です。

Tuesday, November 13, 2007

黙祷!

言葉が出ません。綿14色、2/20が数コーン、残りは2/60です。主人が車庫から運んできてすぐに開けてしまいました。

(夜)一日中、ここから2メートルくらいのところで真っ赤なショールを織っていました。ことあるごとにこっちをうっとり見ていたのですが、手前の数色以外はとても「レインコート色」に見えてきました。あっさりすっきりした色合いです。

Sunday, November 11, 2007

今年は良い年でした

金曜日の夜、陶芸の展覧会のオープニングで以前織の先生をしていた友達に「今年はどんな年だった?」と聞かれました。例によって、私は面白おかしく万年金欠病の一人漫才をご披露したのですが、落ち着いて考えてみたら実り多い年でした。

年始の個展に始まって、大小八つの展覧会に参加、地元のアート・エキスポにも参加したし、年末にはマーケットにも参加します。何よりアートに携わる友達が沢山できて、オープニングなどに行ってもほとんど必ず知っている人がいるし、物を作ることに関連した悩みや問題を解決するのに、話のできる相手に沢山出会いました。また、まだ数は数えていませんが、売ったショールの数も例年の2枚とか5枚とかではなくてひょっとすると二桁になるかも知れません。

締め切り、締め切りと、常に急かされて、以前のようにゆっくりデザインと取り組むことができなかった気もしますが、夜中でも朝までかかっても、何とかすべて申し込んだものは間に合うように作れたし、そうして急いで作ったものでも恥ずかしくなく人前に出せるようになりました。

今年もまだ7週間くらい残っていますし、その間にまだどんな冒険があるか分かりませんが、今のところ振り返って見ると、今年はとても良い年だったと断言できるのが、子供の時の五重丸のように嬉しいです。

真夏の夜の夢

来週あたり綿の糸が10kgくらい来るはずで、楽しみに待っています。

今年の夏、12月中旬から2月末まで、Arts Marketing Nelsonが毎週金曜日の夕方6時から9時に町の中央にある教会の前でアート&クラフトのマーケットを主催することになりました。毎週16人前後のアーチストがお店を出す予定なのですが、私も12月に1回、1月に1回、参加を申し込みました。

通常まじめな展覧会や町で一番まじめなRed Galleryを考慮に入れてショールを作っているので、ちょっと変わったことをしてみたいと思っていたので、楽しみです。もちろんウールやポッサムのものも持って行くつもりですが、綿で小さいスカーフなんていうのも夏らしくていいかなと考えて、涼しそうな色を500g位筒かいました。一応ほかに携帯電話用ポチェット、お財布位の大きさのポーチ、クリスマス・オーナメントなども考えていますが、洋裁は得意ではないので、最終的には楽して楽しい思いをしようと企んでいます。

Wednesday, November 7, 2007

リボン

「着ていただけるものを作りたい」なんて言っておきながら、実は地元のギャラリーから「見る人の目が上に行くような」巨大リボンを依頼されていたので、リファインから帰った翌日からこんなものにとりくみました。
幅22cm、13色で、天井の一番高いところは6mだから、とにかく長ければ長いほど良いということで、オープン前日の正午お届け目指してせっせと織り、最終的に長さは10.2mになりました。

「着ないから、手触りは最重要ではない」という観点から、むしろ硬めの糸で固めに打ち込んで張りのあるものがほしいと考え、またギャラリーの暗い天井に興味を引くためには明るい色を沢山使おうと思い、日頃心がけている事と正反対の方向での仕事になりました。

ただ、実際展覧会がオープンしてほかの作品も見ていると、やっぱり結局いつも通り長く平たい「きれ」を作っただけで、もしまたこのような機会があったら、もう少し非実用的なものと取り組む勇気と想像力が欲しいと反省しました。また、私には、ごわごわでぎらぎらの、着られないものは値打ちが無いので材料費程度の値段をつけたところ、スタッフ、他のアーチストの方々に「0が足りない」と指摘されたのには笑ってしまいました。手に入る一番上等な糸を使って、丁寧にデザインをし、一生懸命織っても、スカーフ、ショールは妥当なお値段がつけられないのに、なんと申し上げたらよいのか、「美術展」に展示された西洋風のぼり旗(??)は10倍でも良いそうです。やれやれ。

ウェリントン

9月の末なんていうと、「今は昔」の世界ですが、遅ればせながらウェリントンの報告です。

リファインはこれまで参加した中で一番大規模で、また、テキスタイル以外の作品と一緒の展覧会も初めてでした。リファインの趣旨は、地方の物産展と美術の展覧会の間のようなものだったので、ネルソンの有名・無名の作家に混じって、故郷・ネルソンを宣伝するというのもとても楽しい経験でした。

同時に、ウェリントンではギャラリー、ミュージアムショップを数件訪問したのですが、売り物としては手織りは現在全く人気が無く、場所によっては手織りと聞いただけで会ってもくれなかったり、価格はメリノやポッサムの工場製品と競争状態で、結果的には全滅、残念でした。ニュージーランドでは手織りというと、どうも古臭い印象が強く、日本、アメリカ、お隣りオーストラリアのように手織りの「風情」はセールス・ポイントにならず、価格が決め手になってしまいます。結果NZの手織りは、全く採算の取れるわけの無い値段か、全く売れないけれど妥当な値段か、あるいは安い材料で適当に作られたものかのいずれかに当てはまるような気がします。

NZではアート(ここでは見て楽しむ、使えない芸術)とクラフト(使える美術・工芸品)とそれらを作る人の芸術的身分が以外にはっきり区別されています。クラフトはぐぐっと数段下なのですが、それでもここ二十年くらい、特に陶芸家、その次にジュエリー作家・家具作家の方々がこの境界線を行ったり来たりして、クラフトもこのような展覧会に混ぜてもらえるようになりました。その中で私は一昔前までの手織りのメッカに、当地の売り物を売り込みに来ている外人ですから、作っているものが面白いから入れてもらえたのか、変わった人だから混ぜてもらえたのか、はたまたキュレーターの一人がウィーバーの娘さんだから、いろいろ考えてしまいます。ただ、日頃思っているように、私はもちろん展覧会で見ても頂きたいけれど、究極的には着て喜んでいただける作品を作り続けたいと思いました。

"Wave"、Katie GoldとOwen Bartlettの陶芸、Tracey Smith の衣装。後ろは左から Scilla Young マルチメディア・アート、Catharine Hodson とJanet Bathgateの絵画。

"Deep"、"Windprint"、Charles Shawの陶芸、David Haig/Lindy Harwardによる椅子。

"Bubble"と"Paua"。

Tuesday, November 6, 2007

どこかで見たような・・・

ブログの下書きはたまる一方ですが、仕事はしています。先週火曜日にArts Marketingから依頼があり、今週の木曜の正午までに赤いものを2枚お届けすることになり、それに取り組んでいるのですが、以下は英語でもたどたどしいのに、日本語となるとまるででたらめで、申し訳ありません。写真もちょっとへんなのですが・・・

経糸は山・谷とでも申しましょうか、MWの半分つづで、VAの形に、1から16、15から1、次に16から1、2から16と入れました。一枚目は3-1-1-3-1-1-1-1-3-1、2枚目はは3-1-3-1-1-1-1-1-1-3の絢のtie-up、treadlingはadvancing twill、そうこう(変換で出てこない!!)でいうと1-2-3-4-2-3-4-5と徐々に動いて、64 picksで1柄。1枚目はこのまま繰り返し、2枚目は多少ダブって76 picksで、今度は逆行、77 pick目は75 pick目と同じで、そのまま戻るダイアモンドです。経糸は4色、6種類のコンビでAB, BB, BC, CC, CD, and DDを規則的に入れ、緯糸は一色です。

ごちゃごちゃ書きましたが、実はなんていうことは無い、リボンの応用をしただけなんです。しかもなんとなく、しょっちゅう見ているような、面白くない作品なんです。織っている最中に悪いことばかり考えていると自然に手も狂ってくるので、なるべく深く考えないようにしているのですが、「冴えないなあ。」と文句ばかり出てきます。

リボン以来、縦でも横でも色を変える時にはそれ相当の理由が必要だと思うようになりました。ただ「縞にしたい」とか、「3-5-8-13で色を変えていくと綺麗だ」という単純な理由で色を変えるのではなく、組織にも変化があって、「ここで色が変わるから柄も変わらなければおかしい。」とか、その逆とか、柄・組織と色の変化の間に必然性があるデザインがしたいと思うようになりました。思うのは良いのですが、「言うは易し」で、何処から手を付けたらいいのか困っています。

中央と左の絢を使いました。